七宗町 棟修繕工事
棟部からの雨漏り、漆喰の剥がれがあるとの事で現調させて頂きました。調査の結果、棟部からの雨漏りが確認取れました。現状、水を含んだ土の状態も悪く、棟部の一部は土が崩れていました。家の方からのご要望で、棟部の熨斗瓦を低くしたいとのご希望でしたので、7寸丸にて施工させて頂くことになりました。隅棟に関しましては、異常は見られなかった為、現状維持となりました。
解体にあたり足場板を並べて、養生シートをします。土を下に落とさないためと、瓦を汚さないためです。
棟部解体後になります。真ん中の瓦が無い部分が広いため、瓦を追加していきます。
瓦の足りない部分を追加していきます。強力棟金具を固定して、40角の木を取り付けていきます。
木に瓦用南蛮を塗っていきます。土を使用しないため、強度があるのと、漆喰がめくれて塗りなをする事もありません。南蛮漆喰自体が白いためです。
最後に7寸丸を瓦用ビスにて取り付けて完成になります。