風切り丸 修繕工事 扶桑町
家の端に上から下にかけて施工してある瓦を風切り丸瓦と言います。この部位がずれているとの事で現調させて頂きました。こちらの部位で風を上向にし、平場の平瓦を守る役目があります。ですから年中風の力を受けてしまう為、もろくなりやすい場所です。仕方ないと言えば仕方が無いので、定期点検、補修は欠かせないですね。既設の施工は土を使っての施工な為、瓦用南蛮での積み直しを提案させて頂きました。既設瓦はまだまだ使用出来る為、再利用させて頂く案です。
瓦を外すにあたり、全ての瓦にチョークで番号を書いていきます。番号を書く理由は、瓦それぞれ日焼けの跡が違う為、適当に並べていくと、完成後の仕上がりが不自然になってしまいます。
既設の瓦を取り、土を全て取って、掃除をしていきます。瓦をとめる線も新しく付けます。
水糸を引き、瓦用南蛮にて施工していきます。瓦用南蛮は耐久性がとても優れている、屋根材です。
瓦をつけ、線を結び直して完成です。
点検のワイポイントアドバイス!
1.瓦に土ないし、漆喰がポロポロ落ちている。
2.瓦が不自然に曲がっている。
上記症状がある場合、当社無料点検をご利用下さい。